「あぶれ保険」開始以来、4ヶ月間適用ゼロ
端から矛盾だらけで意味不明だった「日雇い派遣(スポット派遣)の労働者が仕事にあぶれたときに支給される日雇雇用保険(通称・あぶれ手当)」。
案の定、開始以来、適用事例が1件も無いそうです。相変わらず役人の屁理屈だけが溢れており、気違いじみた事態になっていると言わざるを得ません。
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『派遣先が毎日変わる「日雇い派遣」(「スポット派遣」とも)の労働者が仕事にあぶれたときに支給されるはずだった「日雇雇用保険(通称・あぶれ手当)」が、適用開始から4ヵ月経った現在でも、全国でまだ1人にも支給されていないことが分かった。窓口のハローワークが「常用就職でない」と労働者の申請を片端からつき返していたのだ。安倍政権時代の「再チャレンジ支援」から続く有名無実の政策が口実となっていた。
派遣大手の「フルキャスト」渋谷支店は昨年11月中旬、厚生労働省に日雇雇用保険の適用事業所として申請し、認められている。今月に入り、フルキャストからの派遣で働く東京・中野の40代の男性が日雇い派遣の閑散期となってあぶれたので、地元のハローワークに日雇雇用保険の申請に行ったところ、窓口で拒否された。
男性が理由を尋ねると、「本省から『常用就職の意志がない者には給付してはならない』との通達が来ている」と言われた。「常用就職」とは、正社員と非正規社員とを問わず、同じ会社で働き続ける就業形態を指すようだ。男性は「常用」の意味がよく理解できなかったが、手当の申請はあきらめざるを得なかった。
制度がありながら給付しないとは奇怪な話だ。日雇い派遣は基本的に「非・常用」のはずではないか。「常用就職の意志」とは、いったい何をいうのだろう・・・』
案の定、開始以来、適用事例が1件も無いそうです。相変わらず役人の屁理屈だけが溢れており、気違いじみた事態になっていると言わざるを得ません。
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『派遣先が毎日変わる「日雇い派遣」(「スポット派遣」とも)の労働者が仕事にあぶれたときに支給されるはずだった「日雇雇用保険(通称・あぶれ手当)」が、適用開始から4ヵ月経った現在でも、全国でまだ1人にも支給されていないことが分かった。窓口のハローワークが「常用就職でない」と労働者の申請を片端からつき返していたのだ。安倍政権時代の「再チャレンジ支援」から続く有名無実の政策が口実となっていた。
派遣大手の「フルキャスト」渋谷支店は昨年11月中旬、厚生労働省に日雇雇用保険の適用事業所として申請し、認められている。今月に入り、フルキャストからの派遣で働く東京・中野の40代の男性が日雇い派遣の閑散期となってあぶれたので、地元のハローワークに日雇雇用保険の申請に行ったところ、窓口で拒否された。
男性が理由を尋ねると、「本省から『常用就職の意志がない者には給付してはならない』との通達が来ている」と言われた。「常用就職」とは、正社員と非正規社員とを問わず、同じ会社で働き続ける就業形態を指すようだ。男性は「常用」の意味がよく理解できなかったが、手当の申請はあきらめざるを得なかった。
制度がありながら給付しないとは奇怪な話だ。日雇い派遣は基本的に「非・常用」のはずではないか。「常用就職の意志」とは、いったい何をいうのだろう・・・』